フェアリーテイルの紋章を宿す覚悟を胸に。/公開取材レポート/高橋美里

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」取材会レポート

 

 4月30日より池袋・サンシャイン劇場で上演されるライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」の取材会が先日行なわれました。ナツ・ドラグニル役の宮崎秋人、グレイ・フルバスター役の白又敦、ジェラール・フェルナンデス役の荒木宏文が出席。しかも本番の衣装・メイク付きでの登場となり、会場はそのビジュアルの細やかさに湧きました。そんな取材会の内容をお届けです。

最善席/FAIRY TAIL

(左から)グレイ・フルバスター役の白又敦、ナツ・ドラグニル役の宮崎秋人、ジェラール・フェルナンデス役の荒木宏文

 

──稽古が始まって2週間経ちましたがいかがでしょうか

宮崎:今はシーンの骨組みを作っている段階です。これからセットを組んだりして具体的にシーンを思い描けていけたら、もっと楽しい世界観が作れるのではないかと思います。今はまだ模索中です。カンパニーの仲はいいので楽しく毎日過ごしています。

白又:芝居はしているんですが児玉さんの演出が特殊なものを使ったりするので、実際ぼくたちがそれを目にして触れて演じてみないとわからないのでこれからが楽しみです。

荒木:この2週間は演出・映像・転換がこの作品を作る上で大切になってくるので、スタッフがその段取りを理解し、その確認をしている最中です。確認ごとが多いので、これからセットが入った時にどこからでも流れを作れるようにしておく稽古をしています。稽古の後半戦は、今までに(演出・稽古が)ついたものと同時に、自分たちが考えてきた芝居やキャラクター作りを見せあって作り上げていくんだと思います。

 

──児玉明子さんの演出はいかがですか

宮崎:アイディアがすごいなって思います。いままで舞台を観たりやったりしてきてこれは観たことない、やったことないアイディアがたくさんあるので、観ているお客さんも楽しめるのではないかと思いますし、なにより僕自身も外から観たいです。

 

──皆さん今回はかなり身体を鍛えてらっしゃいますが、身体づくりで心掛けていることはありますか?

宮崎:基本的に僕と白又に関しては暇さえあればどこかしら鍛えています(笑)。結構、白又が勉強家でプロテインのこととかも教わりながら、全然露出のないキャストも参加したりして、みんなでやってますね。

 

──とある日のメニューなど、教えていただけますか?

白又:えーと、みんなで円になってじゃんけんをして、負けた人が腹筋ローラーを何回かころがしていく、というのを何十回戦もしてますね(笑)。

宮崎:そうだねそれを何十分もやってるもんね(笑)。

荒木:僕は参加せず、監督しています!(笑)

 

──今日衣装を着た感想はいかがですか

宮崎:露出がすごいなって(笑)、裸同然だなと思いながらも、マフラーがあったりと、いろいろ巻物をしているので稽古の段階で付けられるものを身につけてアクションに慣れておかないと怖いなと思います。でもフェアリーテイルの紋章が身体にあるのは気が引き締まります。これを誇らしく付けられるように肉体的にも精神的にもナツになっていきたいと思います。

白又:お二人の姿を見た後に自分をみて思ったのが、かなり私服感が強いなって思いました(笑)。これで町を歩いていても問題ないだろうと思うんですが、実を言うと逆に着ている状態がすごいレアなので……僕自身、グレイの服ってこういう感じなんだなっていうのを覚えておこうと思いました。

宮崎:確かに、この格好のほうがすごいシュール。ふだん、稽古中、上半身、裸で戦っているから(笑)

白又:戦闘中に突然脱ぎだしますからね。着ているときが10あったとしたら着ている時間が2か3しかない、残りの7は脱いでいるから(笑)。

宮崎:児玉さんが嘆いていたよね。

白又:そう、「せっかく衣装を作ったのに着てないじゃん!」っていうくらい着てないので、ぜひ、着ている時も観てほしいです。

荒木:1回目はフィッティングで2回目がビジュアル撮影でそれで今日、3回目ですけど、着るたびに衣装さんが修正を施してくれて。動いてもどこから見ても綺麗な状態でキャラクターの色が壊れないように細部までこだわって作ってくれているので、今日見てもらっているより本番はさらにいいものになっていると思います。彼らの肉体も今は筋トレ中で肉付きがいい状態なので、引き締まった感はまだ足りないかと思いますけど本番にはしっかり作り上げていると思います。

宮崎:しっかりと初日合わせていきます。

白又:いつから減量はじめますかね!

荒木:本番は衣装という名の筋肉も揃っているはずです(断言)。

白又:うまいこといった!

 

──宮崎さんにうかがいます。今回主演ということで、その覚悟とキャストのみなさんにひとことお願いします

宮崎:世界的に人気な原作ですし、自分も好きな作品で、しかも自分の好きなキャラクターをやらせていただけて、その真ん中に立たせてもらえるということはとても嬉しいです。稽古を見ていてもすごいプロの人が集まっていて、「舞台」じゃなくて「ライブ・ファンタジー」と謳っているように、児玉さんもそれぞれのキャラクターや役者が最大限活きる演出方法を選択していて、その作品を自分がしっかり引っ張っていきたいという気持ちと、足りない部分はたくさんあるのでみんなにもっともっと甘えていけたら(両サイドを見て笑顔)と思います。

最善席/FAIRY TAIL

最善席/FAIRY TAIL

 

 囲み取材後に、絶賛稽古中とのことですがナツ役宮崎秋人によるナツの魔法の演出の一部が公開されました。

動画公開中。迫力です。

「これ難しいんですよー」と言いながらもみごとな技を披露。

最善席/FAIRY TAIL

取材会の間、宮崎の魅力ともいえる大きな笑顔が絶えることはなく、期待がますます高まった取材会となりました。

 

取材・文/高橋美里 撮影/おーちようこ

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」は4月30日~5月9日まで池袋サンシャイン劇場にて上演。
終演後アフタートークが開催される公演もあるので詳しくは公式サイトにてチェックを。

公式サイト http://www.fairytail-stage.com

©真島ヒロ/講談社 ©「FAIRY TAIL」舞台製作委員会2016

【メインカット】FT_all_L

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