レビュー 記事一覧

演劇的演出の高みに挑む。「ミュージカル封神演義-目覚めの刻-」開幕

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 写真:太公望/橋本祥平 四不象(スープーシャン)/吉原秀幸(声と操演)   「ミュージカル封神演義-目覚めの刻-」が1月13日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開幕した。果たしてそこには、演劇 …続きを読む→

スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜 2017 ゲネプロレビュー&横浜流星/鈴木拡樹コメント

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とてつもなく歪んだ友情が放つ、絶望の果てのとてつもない希望   (本記事は、一部、ゲームと舞台のネタバレを含みます)   「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE〜さよなら絶望学園〜2017」が …続きを読む→

タクフェス第4弾公演『歌姫』黒羽麻璃央インタビュー|Theater letter 07

著:

タクフェス第4弾公演『歌姫』レビュー    そこは、古びた映画館「オリオン座」のエントランス。土佐の漁場町にひっそりと佇む、この劇場は閉館の日を迎えていた。最後の上演作は1960年代に撮られた『歌姫』。この映画 …続きを読む→

舞台『喜びの歌』レビュー&コメント 大貫勇輔・中河内雅貴・安西慎太郎・鈴木勝秀

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漆黒の店に煌めくのは水槽。語られるのはかつての革命。焦がれるのは海の底。有限だからこそ永遠に円環する原子。たくさんの水、水、水。美しい舞踏、しなやかな指先と爪先。レコード、紙の本、ノイズとライト。生きていくための、お金。 …続きを読む→

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺 レポ&レビュー/高橋美里 北山猛邦

著:

ラストを飾る、12振の刀剣男士。 ※すべての記事と写真の無断転載はおやめください。※ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演のゲネレポ&レビューはこちら。 織田信長とは、一体何者だったのか──刀たちが見た本能寺の変を描いた …続きを読む→

あれは一体、なんだったのか……舞台『絵本合法衢』私的すぎるレビュー。

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最期の覚悟を決める姿。小野一貴(お亀)、井之脇海(与兵衛)、桑野晃輔(左枝大学之助)、佐藤流司(合法)、鳥越裕貴(太平次)    うわ、なんか難しそう……というのが、舞台の第一印象で。 けれど、届けられたキービ …続きを読む→

つかこうへい七回忌の新作『引退屋リリー』私的レビュー2/紅玉いづき

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『引退屋リリー』の正体  私の「はじめてのつかこうへい」は馬場徹だった。つかこうへいは馬場徹だ、と言っても過言ではないくらい、鮮烈な出会いだった。だから、今回未発表戯曲を馬場徹が主演すると知り、万難を排して行くしかない、 …続きを読む→

『TRUMP』ゲネプロレビュー/紅玉いづき おーちようこ

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  孤独を孤高に変えて。 紅玉いづき    暗闇の廃城に、ひとりの老人が現れる。   2015年11月19日、Zeppブルーシアター六本木にて開幕した『TRUMP』東京公演は、そうして始まった。  『 …続きを読む→

ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演レポ&レビュー/おーちようこ 紅玉いづき

著:

ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演のゲネプロ(公開稽古)レポと写真、初日レビューを、ここにお届け! ※すべての写真、記事の無断掲載はおやめください。※ゲネプロレポに一部、あらすじのネタバレを含みます。※舞台『刀剣乱 …続きを読む→

舞台「幻の城」レビュー 美しくあれ、という病(やまい) /おーちようこ

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もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ、第2弾舞台「幻の城〜戦国の美しき狂気〜」開幕。   「美しい戦(いくさ)をなさいませ──」 そう語る、こだわりは狂気にも見えるほど強く。    時は慶長20年(1 …続きを読む→

特集・ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンによせて/最善席執筆陣+ゲスト様

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 9月5日のミュージカル『テニスの王子様』青学vs聖ルドルフ公演初日を前日に控え、最善席によるミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンについて、愛をもってしたためた、レビュー第一弾をここにお届けします。 目次 テニミ …続きを読む→

舞台『K』第二章千秋楽レビュー。それでも私たちには拍手しかなかった。

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 2015年8月22日、大阪メルパルクホール。それが、8月5日からはじまった舞台『K』第二章-AROUSAL OF KING-の大千秋楽だった。 暑い夏だった。猛暑というより酷暑という日の続いた、息苦しい夏だった。その夏 …続きを読む→

舞台『K』第一章レビュー。わたしの日記。

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 あ、『K』だ。 そう思った。 彼らが次々と登場した、瞬間に。 TVアニメ『K』が舞台になると知り、若手俳優誌『グッカム』(東京ニュース通信社)でキャスト座談会をやらせていただいたこともあり、観劇に。 ……関わる総ての方 …続きを読む→

舞台『K』第一章レビュー。二次元の質量

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『K』舞台化、という報が駆け巡った時、「お、いいじゃない」と思いました。「抜刀!」と言いながら生身の役者さんが剣を抜く姿を思い描き、うんうん、舞台映えしそう、とひとりで頷いてみたりして。  都合があえば行けたらいいな…… …続きを読む→

活躍するのは「ねずみ男子」だ! 8月1日からはWキャストで登場。/おーちようこ 

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ピューロランド×ネルケプランニング=『ちっちゃな英雄(ヒーロー)』!!     色とりどりのコスチュームをまとった、ねずみ姿の男子が高らかに歌いくるくると舞う。そこに現れる可憐なマイメロディ……! そ …続きを読む→

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs不動峰、東京公演開幕! /おーちようこ・紅玉いづき

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東京公演初日を迎え、特集記事をここにお届け!    ・香港公演、オフショット!  ⓒ許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト ⓒ許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会   台湾、香港公演を …続きを読む→

つかこうへいTRIPLE IMPACT『いつも心に太陽を』レビュー。愛は誰も救わない、だろうか。

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 愛は誰も救わない、だろうか。      初日に前説として登場した、生前のつかこうへい氏の舞台のプロデューサーであり、今作の演出も手がけた岡村俊一氏は語る。 「例年、つかこうへいさんが2月から3月の、 …続きを読む→

つかこうへいTRIPLE IMPACT『いつも心に太陽を』レビュー。まるで美しい地獄のように。

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まるで美しい地獄のように。    夢の話は駄目なのだ。 夢と才能の話は、もっと駄目だ。その上不確定な未来と美しさまで掛け合わせて、一体何をどうしようっていうんだ!『いつも心に太陽を』初日を見終えて、思わずそんな …続きを読む→

つかこうへいTRIPLE IMPACT『いつも心に太陽を』通し稽古で思うこと。レビュー

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「つかこうへいTRIPLE IMPACT」(トリプルインパクト)『いつも心に太陽を』の通し稽古を取材する機会がありました。 そのレポートは、『舞台男子』に書きましたが、通し稽古のレビューをここに。   ああ、胃 …続きを読む→

舞台版『心霊探偵八雲 祈りの柩』ゲネプロレビュー その、祈りは届いたのか? /おーちようこ

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望まぬまま、死者の魂を見ることのできる左眼を持つ大学生……斉藤八雲が舞台に帰ってきた。3月1日まで続く、本公演の最新レビューをお届けする。 舞台版『心霊探偵八雲 いつわりの樹』から1年半。著者である神永学さんが舞台上演の …続きを読む→

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