不朽の名作「幽☆遊☆白書」本日、舞台で開幕! 霊界探偵となった浦飯幽助と仲間との出会いがここに──。

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 原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1990年から1994年に渡り連載された冨樫義博の人気作品で、コミック累計発行部数は5,000万部を越え、1992年から全112話を放送したテレビアニメも高視聴率を記録。日本国内のみならず、世界各国でも人気を博す作品で、2017年にアニメ化25周年を迎えたこともあり、 現在も様々な形でのメディアミックスが進行中!
 今回、描かれたのは事故に遭い死んでしまった不良学生・浦飯幽助(崎山つばさ)が霊界探偵となるまでと、桑原和真(郷本直也)との関係。そして、蔵馬(鈴木拡樹)、飛影(橋本祥平)、剛鬼(新田健太)たち霊界犯罪人ブラックリストに名を連ねる妖怪盗賊が霊界大秘蔵館から盗み出した闇の三大秘宝「降魔の剣」「暗黒鏡」「餓鬼玉」を取り戻すまでの出会いと軌跡を、コエンマ(荒木宏文)が振り返る。

 初日を前に開かれた会見には、崎山つばさ、郷本直也、鈴木拡樹、橋本祥平、荒木宏文が登壇。「この座組で迎えられた初日を観てほしいです。ただ、稽古初日に、人気原作を演じるプレッシャーをものすごく感じました」という崎山のコメントから、「まさに原作が、そのままここに登場したのかと思いました」という鈴木のコメントに続き、橋本の「実は僕は原作の連載開始当時はまだ生まれていなかったんですが、もちろん読者でした」というコメントに作品の歴史を感じる一幕も。
 しかし、記者からの質疑応答では郷本の底力が炸裂。おもむろに「あ、記者の郷本直也と申しますが、荒木さんのコエンマのおしゃぶりは……」とまさかの共演者をイジりだし……しかし荒木も、笑顔で受けて「ゲネ映えするシャッターチャンスがありますよ(笑)。僕は全員の必殺技を密かに演っているので、見つけてください。映え、しますよ!」と笑い誘うと郷本が「ゲネ映……それって、インスタ映え的な!?」と突っ込み、そこに橋本が「あと数時間もすれば、この額の包帯を取ることになり、邪眼が……本当に苦しかったです……」とすかさず参加。また、おしゃぶりをくわえたままコメントを返す荒木の隣りにいた鈴木がマイクを支えたりと、微笑ましい一幕も。本当に、いい座組なのだと伝わる会見だった。

 写真は会見と舞台場面から、20点をお届け。特筆すべきは、崎山が「原作からどうしても、これを演りたかったんです……! 記者の皆さん、シャッターチャンスですよ!!!」と、少年を笑わせるために全力で披露した渾身のボールを使ったギャグをお届け。まさに幽助は幽助で、蔵馬は蔵馬で、飛影は飛影で、桑原は桑原だった……さらに、雪村螢子(未来)、浦飯温子(角島美緒)、ぼたん(平田裕香)、幻海(エリザベス・マリー)ら女優陣がとにかく可愛いので必見だ。ところどころ「演劇」だからこそ成立する演出が織り交ぜられ、圧巻の本作は東京、大阪、福岡、愛知公演と9月22日(日)まで上演。大千穐楽ではライビュビューイングとWOWOW放送が控えている。

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【日程・会場】
東京公演:2019年8月28日(水)〜9月2日(月)/シアター1010
大阪公演:2019年9月4日(水)〜9月8日(日)/森ノ宮ピロティホール
福岡公演:2019年9月10日(火)〜9月13日(金)/ももちパレス
愛知公演:2019年9月20日(金)〜9月22日(日)/一宮市民会館

【キャスト】
浦飯幽助:崎山つばさ 桑原和真:郷本直也 蔵馬:鈴木拡樹 飛影:橋本祥平
雪村螢子:未来 浦飯温子:角島美緒 ぼたん:平田裕香 剛鬼:新田健太 幻海:エリザベス・マリー コエンマ:荒木宏文

【スタッフ】
原作:冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)
脚本・演出:御笠ノ忠次
主催:舞台「幽☆遊☆白書」製作委員会

©舞台「幽☆遊☆白書」製作委員会
©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年

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