荒牧慶彦と北村 諒、類まれなる頭脳戦の結末は? 舞台「憂国のモリアーティ」case 2 キャストコメント到着!

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蒼い光のなか、くるくると回転する舞台。
「ここ倫敦を地獄の底に叩き落とし、犯罪都市にする──」
知性と大胆さをあわせ持つ、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティの覚悟が語られた刹那、舞台が赤く染まる。

ロンドンの街、そのものを劇場化──見せるものは、この国の目を覚まさせるための「死」。
主役はシャーロック・ホームズ。モリアーティがある意味、大英帝国で唯一、認める存在だ。

冒頭、繰り広げられる推理合戦から、互いの駆け引きは始まっている。人格的に壊れている(?)かもしれないシャーロックのいびつさと興奮。対して沈着冷静、理路整然と推理を語るモリアーティとの対比が物語をより一層彩る。

さらに彼らを取り巻く、個性あふれる者たちの演技も光る。相棒のジョン・H・ワトソン、刑事のジョージ・レストレードをはじめ、ミス・ハドソンが場を和ませる。モリアーティを見守るアルバート・ジェームズ・モリアーティ、ルイス・ジェームズ・モリアーティは何を思うのか──? そして暗躍する「切り裂きジャック」と呼ばれたジャック・レンフィールド。さらにアイリーン・アドラーから姿を変えたジェームズ・ボンドの華麗なダンスは秀逸。ふんだんに映像を使い、倫敦の町並みや疾走する豪華列車の内部と、変わりゆく景色も愉しい。

やがて、街を揺るがす切り裂きジャックによる娼婦連続殺人事件を前にそれぞれが、倫敦を憂い行動を起こす。19世紀末の大英帝国を舞台に描かれる、悪による大胆不敵な改革の一幕がここに──この事件の行く末や如何に!?

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©竹内良輔・三好 輝/集英社 ©舞台「憂国のモリアーティ」製作委員会

 

7月31日(土)、そして千穐楽8月1日(日)にはライブ配信も。
詳しくは公式サイトにて。
初日を迎え、キャスト陣から到着したコメントもここにお届け。

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役 荒牧慶彦さん

いよいよ舞台「憂国のモリアーティ」case2の幕が上がります。
前作ではあまり描かれなかったウィリアムとシャーロックの出会い、対決が描かれるということで、今作もとても楽しみにしていました。原作の持つパワーと、舞台で醸し出される雰囲気、熱量。それらが合わさって凄いステージが出来たのではないかと思っています。今作もどうぞご期待ください。

アルバート・ジェームズ・モリアーティ役 瀬戸祐介さん

僕自身発表から楽しみに待っていた 舞台「憂国のモリアーティ」case 2。今回もアルバートを演じられることに喜びを感じています。
西田さんのまるでウィリアムの計画のように高度に計算され尽くした演出、大胆かつ精細に目まぐるしく展開する舞台から繰り広げられるシーンの数々に、演者としても観客としても高揚しています。
みなさんを「憂国のモリアーティ」の世界観にどっぷり浸りながら贅沢な演劇体験の世界へいざなえると自負しております。
音、光、言葉、何一つ見落とさずみなさんの宝箱に詰めて持ち帰って頂きたいです。
今回から僕たち三兄弟の先生も登場するのでお見逃しなく!僕の大好きなシーンです。

ルイス・ジェームズ・モリアーティ役 糸川耀士郎さん

稽古を終え、前作を遥かに上回る完成度に驚かされました。皆様にパワーアップした舞台「憂国のモリアーティ」を見て頂けるのが楽しみで仕方ありません。
僕もルイスとしての佇まいに説得力を持たせられるよう、試行錯誤して役作りに勤しんできました。
新しい仲間も増え、華やかさにより磨きがかかっている様にも思います。
原作が好きなファンの方にもきっと愛して頂けるものに仕上がっていると思いますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです。応援よろしくお願いいたします!

ジョン・H・ワトソン役 松井勇歩さん

皆様!ただいま!!ジョン・H・ワトソン役の松井勇歩です。
遂に来ました!!!舞台「憂国のモリアーティ」case 2
待ち望んでいました。
今回も盛りだくさんそして前作よりも遥かにパワーアップして、濃くて美しくて怪しげなモリステの世界を存分に味わってください。
今年も所狭しと走り回り、ワトソン君の魅力をシャーロックとの相棒感増し増しで届けたいと思います。
心からお楽しみください!!

シャーロック・ホームズ役 北村 諒さん

舞台「憂国のモリアーティ」case2いよいよ開幕です。
新キャストを迎え、さらにパワーアップしたモリステ。
原作もどんどん進み、ミュージカル化や、アニメ化もされたりと、どんどん展開していく「憂国のモリアーティ」に日々、活力を貰っています。そんな僕ら自身も作品に、役に、さらに深く入り込んで、素晴らしい舞台に仕上がっていると自信を持って言えます!
是非、時代を変えるエネルギーを受け取りに来てください!
配信もありますので、劇場へ足を運ぶのが難しい方も画面を通して楽しんでいただけたら嬉しいです!
千秋楽までどうぞ、よろしくお願い致します!

舞台「憂国のモリアーティ」case 2

2021年7月23日(金・祝)~8月1日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

原作:竹内良輔(構成)、三好輝(漫画)「憂国のモリアーティ」(集英社「ジャンプSQ.」連載)
脚本・演出:西田大輔

キャスト

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:荒牧慶彦
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:瀬戸祐介
ルイス・ジェームズ・モリアーティ:糸川耀士郎

セバスチャン・モラン:郷本直也
フレッド・ポーロック:設楽銀河
ジョン・H・ワトソン:松井勇歩
ミス・ハドソン:野本ほたる

ジェームズ・ボンド:立道梨緒奈
ジャック・レンフィールド:萩野崇
ジョージ・レストレード:村田洋二郎

シャーロック・ホームズ:北村諒
ほか

著: | カテゴリー:レポート,レビュー

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