舞台「時をかけ・る~LOSER~」第二弾上演決定! 内藤大希さん、平野良さんの真摯な想いをここにお届け。
2025.6.18
2024年3月に新国立劇場で上演された舞台「時をかけ・る~LOSER~」。
それは、歴史のヒーローたちの裏で消えていった「敗者」たちの姿を描いた物語。勝者の影に隠された「真実」を、“歴史研究員“に扮した俳優たちが解き明かす、歴史創作ファンタジー。
観客は、研究員が自身の研究を発表する歴史学会の講義の参加者として迎えられますーー果たして、彼らが語る真実とは?
研究発表と称し、研究員が自ら敗者を演じるオムニバス公演にして、さらにそれらがストレートプレイ、グランドミュージカル、2.5次元風ミュージカル、とすべて異なるジャンルで届けられるという、とんでもなく設定と情報量が多い、問題演劇作の第二弾、上演決定!
研究員のひとりとして作風にあわせた数々の歌声を披露した内藤大希さん、前作から演出も続投、今回は出演も果たす平野良さんの対談をお届け。
熱く、けれど静かに淡々と語る平野さんの言葉に、にこにこと笑顔で聞き入る内藤さん。ふたりが明かすのは、この作品について、その先にある演劇という可能性への真摯な想い。
人手が足りず?
演出家も出演決定!
ーー引き続き演出を手がける平野良さんも出演です。前作でも所長としてオープニングや場面転換には登場していましたが、今回はキャストのひとりとして主演も飾ります。
平野 はい。ちょっと人手が足りないということで……前回、5作品に5人全員が出演していたために全員がフル稼働でした。なので、ついに出演要請が(笑)。
まあ、今回は6人で6作品で、1作品増えていますが、出演は各作品4人になりました。なので、少しは楽になる? 予定です!
内藤 前回はほんとうに慌ただしかったんですよ。舞台上より、むしろ裏が! とにかく着替えが大変で、まさにレースピットでした! さらに上演の順番も毎公演ちがっていたから、実は頭がバグっちゃってました(笑)。
平野 そうだよねえ……えー……それ、俺もやるんだ、今回……。
内藤 そうだよ! これね、意外と前後の演目でどの役か、という順のがけっこう大切でした。
平野 あー、そこはどうしてたの? 知りたい。
内藤 自分のなかでの切り替えをすごく考えていましたね。ただ、前回はけっこう稽古場で作り込めたので、自分のなかで役を網羅することはできたかな、と思います。あとは物理的にどれくらいの時間で着替えられるか、とか、そういった段取りはもう、劇場に入ってから覚える、みたいな感じでした。
平野 結果、着替えの間、演出家が所長として間をつなぐことになりました(笑)。でも、今回は一応、毎回、お休み(?)の人がいる計算になるので、その人がつなぐことになるんじゃないかなあ、と思います。
内藤 とか言って、気付いたら、その人も本編に出てたりするんですよ(笑)。
ーーちなみに大変に余談ですが、先ほど、同じく撮影でいらしていた前川優希さんは「稽古場で指名されたら、いつでも立てるようにしておきます!」とおっしゃっていました。
平野 さすが! 心強いねえ。
内藤 最年少だけど、しっかりしてるんです。
大変だ! とわかっているけど
わくわくする気持ちが大きい現場
ーー演出について伺います。前作のオープニングでは“歴史研究員“の自己紹介があり、それぞれ、実に個性豊かでした。たとえば、コミュ障やバツイチ、メガネを外すと人格が変わる(?)といったキャラクターは演出されたのでしょうか。
平野 実はまっっっったく! してません。
内藤 自由でしたねえ(笑)。ちなみに僕は研究所を運営する一族のコネクションで入所……みたいな感じでした。
平野 だって、あの場面、稽古した覚えがないもん!
内藤 通し稽古でみんながやりたいことを、好き勝手にやった結果です。
平野 だから本編以外は僕、まったくさわっていないんです。
ーーそれが逆に驚きです!
平野 もともと信頼できる役者がそろっていましたから、任せたままでしたね。
ーー5つの作品も、ストレートプレイからグランドミュージカルとジャンルがすべてちがい、全方向的にチャレンジすぎる……と驚きました。
平野 そこはもう、脚本の赤澤ムックさんが書いてくださった賜物です。音楽はオレノグラフィティさんが内容にそって、グランドミュージカル風、2.5次元風とそれぞれ作ってくださって。だから、僕自身はただただ、作品それぞれの完成度を高めることに集中できました。
ーー出演された内藤さんはいかがでしたか?
内藤 一回の公演でいろんな歌い方を試すことができた、おもしろい機会でした。
ーー前作では、裁判劇/小早川秀秋「被告人 ヒデトシ」、エンタメ活劇/大谷吉継「莫逆の友」、3.5次元ミュージカル/直江兼続「ラブミュ☆北の関ケ原」、そしてグランドミュージカル/真田信之「ミュージカル NOBUYUKI!!と、実に4作品に出演しました。
内藤 そうなんです! だから、すごく楽しかったです。ひとつの公演で、歌い方のバリエーションを全部変えて披露する機会はほとんどないから。でも、前作ではとても自由に歌わせてもらいました。作品が変わると気持ちのバランスも変わって、いろんなことをやらせてもらえたので、本当にただただ、楽しかったです。
平野 確かにないですよね。2.5次元舞台、グランドミュージカルとそれぞれに求められる歌い方があるから、こういう場があることが、まず珍しい。
内藤 ただ、それも稽古場で良くんに見てもらって、どの方向がいいですか? みたいな話をして、とても的確に答えてもらえたからこそ作ることができました。良くんの演出はとてもやさしくて、すごくわかりやすい言葉で僕らを導いてくれるんです。
平野 そこは自分も役者をやっているからだと思います。逆に演出家さんっぽい演出の仕方がわからないというか。実際、いろんな演出家の方の演出は受けていますが、それがどういう回路から発せられているか、はわからないんです。だから、自分が分かる言葉を使って説明している……という感じでしょうか。
ーーご自身のなかで演出プランを立てるといったことは?
平野 それはします。ただ、前作のスピンオフ公演『羽州の狐』のように一本通して世界を作るという場合とはちがって、一公演のなかでジャンルのちがう作品を手がけることは、貴重な経験でした。すべて成立させるために劇場をどう使おうか、とか、ある程度のフォーマットを作る、みたいなことは、普段、俳優をやっているときには使わない脳みそを使いましたね。
そこはちょっと疲れちゃったけど、いざ稽古場に入ってしまえば、現場はすごく楽しかったんです。ただ、これ、演出のお話をいただいたときから、おもしろそうだな、とは思いつつも、出演する方は大変そうだなあ、って見てました。
内藤 僕はお話をいただいたときに、おもしろそうだな、って思っちゃいました。る・ひまわりさんの作る演劇っていつもわくわくしちゃって、自分が大変だってことを忘れちゃうんですよね。だから、やります! って言った後に、分量を確認してあれ? って、なっちゃって、後から不安しかないまま、稽古に入りました(笑)。
平野 えっ、不安だったの? すごく頼もしかったよ! みんなが、うわ、どうしよう、どうしよう、ってなっているところで、いや、意外とイケるな、って言ってたじゃない?
内藤 それはやっぱりメンバーが楽しいというか、信頼している方々ばかりだったし、なによりも良くんの演出という絶対的安心感からきているものですよ。
ーーそんな演出家の視点から、出演の皆さんに一言ずつ、お願いします。
内藤 うわ! それ、気になります。
平野 えー……まず(前川)優希がすごい。まとめ役というか、さっき、いつでも待機します、と言っていたという話が出たように、すごく周りを見ていて、いろんなことを想定して、ここぞ、というときに、さっ、とサポートしてくれるの。
内藤 わかる!
平野 Mr.バランス。でもって、マルチタスクもこなせちゃう。ミザンス(稽古序盤の、立ち位置やシーンの流れなどざっくりした方向性を演出家がつける稽古のこと)で、なんか、この、ここをちょっと整理したいんだけど、とか言うと、即座に「じゃあ、僕がこっちに行けばいいですか?」って反応してくれる。なんか、すごい細かい引き出しがたくさんあって、出し入れ自由みたいな感じ。で、しんちゃん(安西慎太郎)が、そこでマウントを取る(笑)。
ーーどういうことでしょう。
平野 高校の先輩後輩だから、じゃあ、俺の後輩にやらせますか、みたいな先輩風吹かせながらも、やってくれる、みたいなところがある。そうやって後輩の面倒を見つつも、繊細な陶芸家タイプなので、すごく繊細にすばらしいものを作りあげていくんです。ただ、その繊細さゆえに、一回、ミスるとぐちゃっとなっちゃうこともあって。だから俺、休憩中にしんちゃんと話すときとか、しんちゃんが今、作ってるものが崩れないように、と気を配ってます。
で、(内藤)大希はねえ、一見、こう見えて……。
内藤 どう見えてるの?(笑)
平野 や、おっとりしていてるように見えて、いろんなことに対応してくれるんです。もちろん歌は飛び抜けているんですが、それ以外でも大抵のことはもう余裕でできるし、そのうえ熱くて、本当に頼もしいです。年末の祭りシリーズのシンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・るでもW座長を務めているから、安心して託せます。これ、本人を目の前にすると、ちょっと困っちゃますね……。
内藤 (にこにこ)やー、ただただ、うれしい。
平野 で、みね(木ノ本嶺浩)はね、できれば、いちばんカッコいい木ノ本嶺浩を引き出したいというのがテーマです。なんというか、もっとカッコよくできたのになあ、みたいな感じがずっとあって。どっちかというと情けない役回りを託されることが多いので、そうじゃない、もう王道で誰もがカッコいい! と思う姿を見せたい。
一見、みんなに迎合しているように見えて、実は唯我独尊な部分があって。そこをブレずに最初から最後まで自分でディレクションできていることがすごくて。そうやって筋を通すことができることは、彼しかできないと思うので、そこを届けたいと思ってます。
内藤 めちゃくちゃよく見てるよね……。
平野 演出家ですからね! というか、俳優の僕が演出をする意味をずっと考えているんです。
で、最後は松田岳ですが、お寺の家の子ということもあるのか、独特な切り口や表現を持っていて、浮世離れしているところがあって。僕はフィクションのなかのドキュメント性みたいなものをすごく大切にしているんだけど、『羽州の狐』(伊達政宗・大谷吉継役で出演)でも感じましたが、彼はそれをものすごく体現しているんです。
どっからどう見てもフィクションみたいなお芝居なのに、すごい真実を見せつける、みたいな不思議なタイプの役者さんで。実は最初の稽古で、そのフィクションさを現実に引き戻そうとしていたんですが、途中で、いや、これ逆効果だなと思って。岳は岳の持つ世界観で思いっきり戦ったほうがおもしろいんだろうな、とわかったので、全部、託しました。でも、そうしたら行き着くところまで行ってくれて、俺、所長として客席にいたけど、鳥肌立ちましたもん。突き詰めすぎて倒れるくらい役が憑依していて、凄まじくて、ああ、人が関与できない領域にまで行けるんだな、と発見がありました。
ーーる・ひまわり作品には多くの歴史上の人物が登場しますが、配役が毎回、異なります。今回も内藤さんはグランドミュージカル「将軍」で徳川家茂役、平野さんはタイムリープ「何度繰り返しても薩長同盟が結べないんぜよ!?」で坂本龍馬役に挑みます。そのたびに自身の出自や敵と味方、親子と関係が変わりますが、混乱されないのでしょうか。
平野 あー、確かに歴史上の人物ではあるんだけど、たぶん自分のなかで現代に翻訳して演じているんだと思います。そもそも、時代劇はとても難しいもので、本気で入り込まないとお客さんに伝わらないんですよね。そもそもが言葉の使い方とか価値観がちがうので、そのまんま見せても響かない。
だから、今を生きる人の感覚に寄り添って、この想いを届けるためには、どう時代劇のエッセンスを使うか、を考えるんです。でも、そのときにあまりにも現代に寄せすぎると、すっごくペラペラになっちゃう。そもそも、1日を過ごすにも戦国時代と今では覚悟というか、カロリーがちがうから。寝て起きたら無事に朝が来る、という毎日じゃないので。だから、同じ歴史上の人物を演じる作品でも、どのくらい現代に寄せるか、というバランスは常に気にしています。たとえば前回なら、3.5次元ミュージカル/直江兼続「ラブミュ☆北の関ケ原」と他の台本とでは寄せ方がちがいます。なので、むしろ台本を大切にしているので、そういう意味では混乱はしないですね。
内藤 おおー、考えているなあ……。僕は必要なら、史実を調べたりもしますが、与えられた役に対して自分が演れることを演る、という感じです。
平野 うん。実はそれが大切なことだと思います。本当に史実にのっとった作品ならば調べることも必要ですが、このシリーズは、LOSERという敗者に光をあてた物語なので、脚本はこれからですが、与えられた役を、みんなと深堀りして届けたいですね。
俳優が演出を手がける意味
そこに応える俳優の喜び
ーー演出家の平野良さんから、俳優の平野良さんへ一言、お願いします。
平野 なんか哲学みたいなお題ですね。
ーーでも、『羽州の狐』では、自分で自分の演出もされていたかと。
平野 あー……前回は自分の代役の方を立てて、演出して、俺が後から、これ、どういうふうに動いてたっけ? と教えてもらう、という進め方でした。
内藤 自分で演出して覚えてないの?
平野 うん。覚えてないの。だから、だから遅れて稽古に合流する感覚で、役者になったときに初めて演出される、みたいな感じでした。
ーー演じる側になって、ご自身の演出に疑問を抱く、といったことはないのでしょうか?
平野 ありましたよ。自分で付けておいて、なんだこれ、みたいなの(笑)。
内藤 なにそれ? 気になる。
平野 そうだなあ……衣裳で雪駄を履いていたんだけど、これ、すごく足が痛いのね。むちゃくちゃ痛くて、でも、その痛さがリアルさを生むと思っていたんだけど、実際に自分が履いたら、耐えられないくらいの痛さで。「ごめん! 痛いから、これやめよう」ってなりました(笑)。
ーー今回もそういったことが……?
平野 あると思います。いざ、演じる側になってみて、なんでこんな演出したんだ! みたいなことが。
内藤 でも、演出するだけでなく、実際にやってみてくれるから、そこは大きいですよね。実際にやれるかどうかわからないことを求められるときもあるので……。
平野 わかる! だから、前作で演出しながらビビったもん。みんな、これ、やってね、って言いながらも、実はどうなの? と、思ってました。
内藤 ただ、良くんは演出のときも、役者のときもイメージは変わらないんです。共演しているときも、同時に演出の目線も持っているというか、どこか俯瞰で全体も見えている感じがあるので、カンパニーにいてくれるとものすごく頼りになる存在です。そのうえで、すごいことに自分が演出じゃないときは、その視点をおさえることもできてしまうんです。
平野 あー、求められている立場がちがうから、そこは心がけています。
ーー続いて今作では共演者となる平野さんへ、内藤さんから一言お願いします。
内藤 まったくないです! あるとすれば……前回、良くんは演出卓につく前にまず、誰よりも自分を追い込んで、筋トレしていたんですが……。
平野 してたねー。
内藤 今回は僕も負けないように参戦したいと思います。演目が1本、増えるので鍛えて、引き締まった身体で挑みたいです。
平野 絶対、しないでしょ(笑)。
ーー平野さんから内藤さんへ一言、お願いします。
平野 大希がいろんな歌い方ができた、と話していたことに通じるんだけど、これは大希だけでなく、全員に対して、僕が演出するときの毎回の目標があって。その役者がこれまでに見たことのない姿を見せたいです。そこで新たな発見があることで、役者のオファーを増やしたい、という思いがあるんです。
ある意味、ショウルームというか、プレゼンテーションというか、お客さんに対しても、こんな一面があったんだ、とか、こういう表情もすてきだな、とか、なんで知らなかったんだろう、あるいは知っていたけれど、もっと深く知れた、みたいなことを届けるのが、同じ役者である僕が演出する意味なのかな、と考えていて。たとえば、2.5次元舞台だと役に寄せなければならないし、その役が当たると同じ方向の役のオファーが増えていくじゃないですか。
内藤 確かに。そういう役に出会えたこと自体は、幸せなことではあるんだけれどね。
平野 それはそう。ただ、そういった制約がないところで、こいつにはもっと振り幅がある、といった役者同士だからこそ知っている姿を、オリジナル作品で、かつ初演で、ゼロから役を作り上げる機会はとても貴重なことなんです。正直に言うと、今、日本で演劇のオリジナル作品を立ち上げるってとても大変だとわかっているから、その大切な場を預かるからには、こいつはこんな表情もできるんですよ、というのを、観客だけでなく関係者、客席にいるすべての人々に見せたい、と、ずっと考えています。
内藤 すごくうれしい! 実はもっとこういうこともできます、こういう姿も見てほしい、という思いは常にあるので、同じ役者で、演出を手がける良くんがそういうふうに思ってくれて、実現してくれることはとても誇らしいし、心強いです。
とくに、このシリーズは、もっとこうしたらどうか、あんなこともできます、という提案をものすごくしたくなっちゃう現場だったから、創作意欲が次々と湧くし、モチベーションが上がった状態で参加できていたので、今日、話を聞けてうれしいです。
平野 おもしろいものを作りたい、と、いう思いが大前提にあるうえで、それを演劇で届けたい、とる・ひまわりさんは昔から考えてくれるので、大変なことも多いんですが、だからこそ、与えてもらった機会に、みんなで挑みたいですね。
2025年4月都内収録 写真/公式 写真・取材・文/おーちようこ
舞台「時をかけ・る~LOSER~」
―歴史の真実を調査せよ―
公式サイト https://toki-wo-kakeru.com/
脚本:赤澤ムック 演出:平野良
出演:安西慎太郎 木ノ本嶺浩 松田岳 前川優希 / 内藤大希 平野良
2025年10月30日(木)~11月4日(火)
品川プリンスホテル Club eX
それぞれの物語
A:安西研究員担当
ストレートプレイ「INU」……“人斬り以蔵“と呼ばれた剣士・岡田以蔵の物語。
【登場人物】 岡田以蔵(安西慎太郎)、板垣退助(前川優希)、武市半平太(平野良)、山内容堂(木ノ本嶺浩)
B:木ノ本次長担当
傍白劇「交渉人勝海舟」……江戸無血開城は無事になるのか。勝海舟が挑むコンゲームの行方は。
【登場人物】 勝海舟(木ノ本嶺浩)、西郷隆盛(内藤大希)、山岡鉄太郎(安西慎太郎)、徳川慶喜(前川優希)
C:松田研究員担当
エンタメ活劇「壬生の天狗」……壬生浪士組局長・芹沢鴨暗殺事件の真実。
【登場人物】 芹沢鴨(松田岳)、平山五郎(木ノ本嶺浩)、沖田総司(前川優希)、土方歳三(平野良)
D:前川研究員担当
3.5 次元ミュージカル「明治美譚~葵編~」……伝説の乙女ゲームが舞台化。西郷隆盛と大久保利通。二人が描い た夢と理想の国とは。
【登場人物】 西郷隆盛(前川優希)、大久保利通(松田岳)、西郷従道(内藤大希)、斎藤一ほか(安西慎太郎)
E:内藤研究員担当
グランドミュージカル「将軍」……若く聡明な14代将軍・徳川家茂の恋物語。
【登場人物】 徳川家茂(内藤大希)、徳川慶喜(平野良)、孝明天皇(木ノ本嶺浩)、和宮(松田岳)
F:平野所長担当
タイムリープ「何度繰り返しても薩長同盟が結べないんぜよ!?」……タイムリープ坂本龍馬。今度こそ近江屋での悲劇は免れるのか。
【登場人物】 坂本龍馬(平野良)、中岡慎太郎(安西慎太郎)、大久保利通(松田岳)、木戸孝允(内藤大希)