レビュー 記事一覧

平成から令和にかけて上演される問題作!? 春のつかこうへい復活祭 VOL.2 『銀幕の果てに』開幕

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 4月24日(水)、春のつかこうへい復活祭 VOL.2 「銀幕の果てに」が開幕した。折しも、故・つかこうへいの誕生日に初日を迎える本公演は、1989年に発表された戯曲『今日子』をベースに着想し、誕生したという告発サスペン …続きを読む→

身体だけではなく、心をも取り戻す旅路──舞台『どろろ』が描くもの

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本記事はレビューにつき、一部、内容にふれています。   舞台「どろろ」東京公演が先週の大阪公演に続き、この3月7日、東京・池袋のサンシャイン劇場にて初日を迎えた。同日、行われた舞台挨拶と公開ゲネプロのレビューを …続きを読む→

文字を守ること、それは思いを守ること。舞台「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)」開幕。

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舞台「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)」が、2月21日に東京・シアター1010にて開幕。公開ゲネプロと囲み取材が行われた。 「文豪とアルケミスト」は“特務司書”となったプレイヤーと転生した文豪たちが文学を侵蝕 …続きを読む→

演劇的演出の高みに挑む。「ミュージカル封神演義-目覚めの刻-」開幕

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 写真:太公望/橋本祥平 四不象(スープーシャン)/吉原秀幸(声と操演)   「ミュージカル封神演義-目覚めの刻-」が1月13日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開幕した。果たしてそこには、演劇 …続きを読む→

スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜 2017 ゲネプロレビュー&横浜流星/鈴木拡樹コメント

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とてつもなく歪んだ友情が放つ、絶望の果てのとてつもない希望   (本記事は、一部、ゲームと舞台のネタバレを含みます)   「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE〜さよなら絶望学園〜2017」が …続きを読む→

タクフェス第4弾公演『歌姫』黒羽麻璃央インタビュー|Theater letter 07

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タクフェス第4弾公演『歌姫』レビュー    そこは、古びた映画館「オリオン座」のエントランス。土佐の漁場町にひっそりと佇む、この劇場は閉館の日を迎えていた。最後の上演作は1960年代に撮られた『歌姫』。この映画 …続きを読む→

舞台『喜びの歌』レビュー&コメント 大貫勇輔・中河内雅貴・安西慎太郎・鈴木勝秀

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漆黒の店に煌めくのは水槽。語られるのはかつての革命。焦がれるのは海の底。有限だからこそ永遠に円環する原子。たくさんの水、水、水。美しい舞踏、しなやかな指先と爪先。レコード、紙の本、ノイズとライト。生きていくための、お金。 …続きを読む→

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺 レポ&レビュー/高橋美里 北山猛邦

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ラストを飾る、12振の刀剣男士。 ※すべての記事と写真の無断転載はおやめください。※ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演のゲネレポ&レビューはこちら。 織田信長とは、一体何者だったのか──刀たちが見た本能寺の変を描いた …続きを読む→

あれは一体、なんだったのか……舞台『絵本合法衢』私的すぎるレビュー。

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最期の覚悟を決める姿。小野一貴(お亀)、井之脇海(与兵衛)、桑野晃輔(左枝大学之助)、佐藤流司(合法)、鳥越裕貴(太平次)    うわ、なんか難しそう……というのが、舞台の第一印象で。 けれど、届けられたキービ …続きを読む→

つかこうへい七回忌の新作『引退屋リリー』私的レビュー2/紅玉いづき

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『引退屋リリー』の正体  私の「はじめてのつかこうへい」は馬場徹だった。つかこうへいは馬場徹だ、と言っても過言ではないくらい、鮮烈な出会いだった。だから、今回未発表戯曲を馬場徹が主演すると知り、万難を排して行くしかない、 …続きを読む→

『TRUMP』ゲネプロレビュー/紅玉いづき おーちようこ

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  孤独を孤高に変えて。 紅玉いづき    暗闇の廃城に、ひとりの老人が現れる。   2015年11月19日、Zeppブルーシアター六本木にて開幕した『TRUMP』東京公演は、そうして始まった。  『 …続きを読む→

ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演レポ&レビュー/おーちようこ 紅玉いづき

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ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演のゲネプロ(公開稽古)レポと写真、初日レビューを、ここにお届け! ※すべての写真、記事の無断掲載はおやめください。 ※ゲネプロレポに一部、あらすじのネタバレを含みます。 ※舞台『刀 …続きを読む→

舞台「幻の城」レビュー 美しくあれ、という病(やまい) /おーちようこ

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もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ、第2弾舞台「幻の城〜戦国の美しき狂気〜」開幕。   「美しい戦(いくさ)をなさいませ──」 そう語る、こだわりは狂気にも見えるほど強く。    時は慶長20年(1 …続きを読む→

特集・ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンによせて/最善席執筆陣+ゲスト様

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 9月5日のミュージカル『テニスの王子様』青学vs聖ルドルフ公演初日を前日に控え、最善席によるミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンについて、愛をもってしたためた、レビュー第一弾をここにお届けします。 目次 テニミ …続きを読む→

舞台『K』第二章千秋楽レビュー。それでも私たちには拍手しかなかった。

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 2015年8月22日、大阪メルパルクホール。それが、8月5日からはじまった舞台『K』第二章-AROUSAL OF KING-の大千秋楽だった。 暑い夏だった。猛暑というより酷暑という日の続いた、息苦しい夏だった。その夏 …続きを読む→

舞台『K』第一章レビュー。わたしの日記。

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 あ、『K』だ。 そう思った。 彼らが次々と登場した、瞬間に。 TVアニメ『K』が舞台になると知り、若手俳優誌『グッカム』(東京ニュース通信社)でキャスト座談会をやらせていただいたこともあり、観劇に。 ……関わる総ての方 …続きを読む→

舞台『K』第一章レビュー。二次元の質量

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『K』舞台化、という報が駆け巡った時、「お、いいじゃない」と思いました。「抜刀!」と言いながら生身の役者さんが剣を抜く姿を思い描き、うんうん、舞台映えしそう、とひとりで頷いてみたりして。  都合があえば行けたらいいな…… …続きを読む→

活躍するのは「ねずみ男子」だ! 8月1日からはWキャストで登場。/おーちようこ 

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ピューロランド×ネルケプランニング=『ちっちゃな英雄(ヒーロー)』!!     色とりどりのコスチュームをまとった、ねずみ姿の男子が高らかに歌いくるくると舞う。そこに現れる可憐なマイメロディ……! そ …続きを読む→

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs不動峰、東京公演開幕! /おーちようこ・紅玉いづき

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東京公演初日を迎え、特集記事をここにお届け!    ・香港公演、オフショット!  ⓒ許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト ⓒ許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会   台湾、香港公演を …続きを読む→

つかこうへいTRIPLE IMPACT『いつも心に太陽を』レビュー。愛は誰も救わない、だろうか。

著:

 愛は誰も救わない、だろうか。      初日に前説として登場した、生前のつかこうへい氏の舞台のプロデューサーであり、今作の演出も手がけた岡村俊一氏は語る。 「例年、つかこうへいさんが2月から3月の、 …続きを読む→

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