超!A&G+の新番組「あさステ!」週の終わりに染谷俊之が贈る、自由奔放、癒やしラジオ収録レポート!

 文化放送インターネットラジオチャンネル・超!A&G+の新番組「あさステ!」が10月1日にスタートした。曜日別パーソナリティを有澤樟太郎、松村龍之介、矢崎広、東啓介、三浦涼介、染谷俊之が担当する。
 動画付きで配信される本番組は、一週間を通じて通勤時間帯の7時から7時30分まで人気俳優がパーソナリティを務めるトークバラエティ。有澤は月曜、松村は火曜、矢崎は水曜、東は木曜、三浦は金曜、染谷は土曜日を日替わりで担当。朝の時間に元気を届けるため、奮闘する。さらに同日20時からはニコニコ生放送で再配信、ニコニコチャンネル内・あさステ!チャンネルの会員は「おまけコーナー」として番組収録後のアフタートークやここだけのコーナーも視聴可能なのであわせて楽しんでほしい。

 

最善席_染谷俊之

遊んで、笑って、罰ゲーム!?
自由奔放、癒やしの時間がそこにある

 ある日のこと。
 自身がいろいろなことに挑戦する『あさチャレ!』のコーナーで昔懐かしいおもちゃを前に、「これ、どうやって遊ぶんですか?」「あれ、意外と重い……」「わあ! 楽しい!!!」と大騒ぎ。実際にゲームに挑戦、負けて悔しがり、罰ゲームで渡されたビリビリボールペンに「いってええええ!」と本気で痛がる。
 別の日のこと。
 便利グッズを渡されて、使い方を推理しつつ披露。あれこれいじって、「あっ、これ、机に固定できますよ!」「このハンドルを回すんですね……」「回転しますよ?」「うわ、これ、ほしい!」と次々とコメント。眼の前にいる(画面には映らない)放送作家とぽんぽんと会話を繰り広げ、ラジオなのにスタジオ狭しと動き回り、実ににぎやか。
 かと思えば一転。しっとりとリスナーからのメールを読み上げ、その問いかけに真摯に答える。あるときは「癒やしの言葉」を求められ、うんうんと考えてひねり出した一言に「ブー!」とブザーを鳴らされ、思わぬダメ出しに、びっくり顔。「なんでですかー!(笑)」と笑いながら抗議する。
 そこに在るのは、舞台では見せたことのない姿。
 放送作家にいじられ(?)、そのたびに表情がくるくると変わり、楽しそう。Webラジオならではの、観ても楽しく、聴いても楽しい、憩いの時間が流れていた。

 

最善席_染谷俊之

最善席_染谷俊之

最善席_染谷俊之

ラジオだけれど         
ラジオではできないことを

収録を終えたばかりの染谷俊之さんにお話を伺いました。

 ──番組が始まって、1ヶ月半経ちましたが、いかがでしょうか。
染谷:最初はひとりでやる、となったときにかなりドキドキだったんですが、始まったら、結構、やりたいことを楽しくやらせていただいております。ただ、ひとりだとどんなことを話そうか考えることが多くて、そこは意外と大変ですね。
──いろいろなことに挑戦する『あさチャレ!』第一回放送では、なんと初卵焼き作りに挑みました。
染谷:そうなんです! これまでやったことのないことや興味のあることに挑戦したくて。だから、ラジオなのにいきなりスタジオを飛び出してしまいました(笑)。
──初めて遊ぶゲームや便利グッズを紹介するときも、遊び方や使い方だけでなく手触りや重さ、気付いたことを細かく説明しながら、発見していくさまがとても楽しく、なるほどとうなずくことが多いです。
染谷:確かに「実況する」ということは意識しています。音声だけで楽しんでいる方もおられると思うので、できるだけいろんなことをおもしろがって細かく伝えられたらと、心がけています。
 でも、たまに忘れちゃうんですよね(笑)。真剣になっちゃって、あ、いけない、これラジオだ」って。たぶん、素直なんだと思うんですけど……。
──確かに。罰ゲームで痛がったり、笑いっぱなしになったりと感情、そのままに実に表情豊かです。
染谷:ああ、かなり素の自分を見せています。というか、思わず素が出ちゃった……みたいなことのほうが多いかな。
 舞台や映画の初日挨拶だと、途中、脱線しちゃったとしても最後は作品の話に戻るし、僕個人のことを話すこともほとんどありません。だから、自分の名前を冠するラジオをやらせていただくなら、やっぱり自分自身を出したいと思うんです。
──そういった素の姿を見ることができるのは、うれしいかと。ただ、動き回っていながらもスーツ姿です。
染谷:ね!(笑)。でも、実は今年はスーツを着る機会が多くて。~刑事・雪平夏見シリーズ~舞台「アンフェアな月」やTVドラマ・舞台連動企画「御茶ノ水ロック」や映画『黒蝶の秘密』でもスーツ姿の役をいただいていて。年相応に着こなせるようになりたいし、2.5次元作品のキャラクターとはまたちがった「普通の役」を演じる、ということも楽しんでいるんです。
 僕、素を演じるの、好きなんですよね。「あ、人間って、こういうところがあるよね」とか「普段の自分ってこうなんだ」って気付く瞬間がおもしろくて。
──役に対して、作り込むときとあえて素を演じることがあるということでしょうか。
染谷:はい。作品によってですが、キャラクターを演じるときに自分を殺すことはあります。ただ、そこは最近、悩んでいるところでもあって……やっぱり演じているのは自分だから、自分のなかにあるものを全力で出せたらいいのかなあ、と。
 だって結局、自分が経験したり感じたことから想像して創り上げていくしかないので、だったら無理に作り込まずに自分の内から生まれたものに正直でいたらいいのかなとか考えるようになりました。たまにね、演技していても「ああ、今、俺、台詞をしゃべってんなー」って気付くときがあって。そうするとすごく落ち込んじゃったりするので、最近はフラットな自分でいるのがいいのかな、と感じています。
──「おまけコーナー」でもそのフラットな空気のまま、とつとつとご自身のことを語ることがあります。
染谷:初めましての方に僕のことを知っていただけることを話せたらいいな、と思うんです。取材とかでも話していますが、媒体なりの企画に沿ったことを話すので、自由に話せる機会は大切で、うれしいです。
──週末、土曜日放送、ということは意識されますか?
染谷:します。通勤や通学の方もおられると思いますし、お休みだけどわざわざ起きて聴いてくださる方のいると思うので、週の最後に癒やしになるといいなと思っています。なので、ふいに夜っぽい空気も取り入れてみたりしてます(笑)。
 今後は卵焼き作りもですが、ラジオだけど、ラジオではできないことを提案してみたいです。僕、最初にやりたいことを聞かれて「ボルダリングをやりたいです!」って言ってみました(笑)。実現するかどうかはさておき、やりたいことを言ってみるのは大事だなと思っているので、これからもいろいろ提案していきます。
──最後に一言、お願いします。
染谷:いい意味で「こうやっていこう」ということがないのが、土曜日の『あさステ!』です。皆さんから意見をいただいて、僕らしく自由奔放に一緒に作っていけたらいいな、と思っています。なので、これからもみなさんの応援とたくさんのお手紙、楽しみにお待ちしています。
 おはようの方もおやすみの方にも、朝と再放送の夜も、ふわっと癒やしの時間として楽しんでいただけたらうれしく思います。

 

最善席_染谷俊之

最善席_染谷俊之

染谷俊之 そめや・としゆき @some_toshi 公式サイト

1987年12月17日生まれ。神奈川県出身。

俳優、モデル、声優として幅広く活躍。現在、TVアニメ『HUGっと!プリキュア』若宮アンリ役、TVアニメ『BAKUMATSU』土方歳三声優として出演。12月には舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」出演。公開中の映画『黒蝶の秘密』では主演・富山良平、来年公開の映画『恋するふたり』でも主演・片桐駿介役を演じる。

 

超!A&G+「あさステ!」

番組公式サイトリンク http://www.joqr.co.jp/asast/
ニコニコチャンネルリンク http://ch.nicovideo.jp/asast/

放送情報

2018年10月1日(月)放送開始
毎週月〜土曜日 7:00〜7:30

出演:有澤樟太郎(月曜日)、松村龍之介(火曜日)、矢崎広(水曜日)、東啓介(木曜日)、三浦涼介(金曜日)、染谷俊之(土曜日)

再配信:ニコニコチャンネル生放送にて各曜日20:00〜20:30
あさステ!チャンネル会員は放送終了後おまけコーナーあり。

 撮影/取材 おーちようこ

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