舞台『あずみ~戦国編~』公演成功祈願会見レポート! 今泉佑唯 瀬戸利樹 味方良介 高橋龍輝 登場

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この日のために用意された、あずみチロルチョコを手にして笑顔の4人(高橋龍輝 今泉佑唯 瀬戸利樹 味方良介)

 

なぜ、殺さなければならないのか、と問う物語

 バレンタインデーの本日、東京・新宿の花園神社で舞台『あずみ~戦国編~』の公演成功祈願行われた。上戸彩、黒木メイサ、川栄李奈に続き“4代目あずみ”に抜てきされた、今泉佑唯さんが「歴代そうそうたる方があずみを演じていられているので、すごく今から緊張してます」と緊張しつつも真摯に思いを明かすと、共演の瀬戸利樹さん、味方良介さん、高橋龍輝さんも笑顔でそれぞれに、意気込みを披露。
 演出の岡村俊一さんは「今泉は見ての通り、小さい。だから、小さいこそ、殺陣の勢いや、少女が愛する人を殺さなければならない、という葛藤が活きるんです」と絶賛。

 物語は、小山ゆうの漫画『あずみ』が原作の同舞台。戦国時代に刺客として育てられた少女・あずみが戦国の乱世に身を投じていくさまを描く活劇アクションだが、大切なのは殺陣の派手さ、といったことではなく、「なぜ、今、この人を殺さなければならないのか……」という、乱戦の世に生き抜く者の苛烈な姿だ。
 今泉の演じるあずみを思う、うきは役に挑む瀬戸は「今泉さんの殺陣はとても迫力があり、うきはとして負けないように挑みたい」と語り、Wキャストで物語の語り部的な存在もになう猿飛役の味方と高橋は、共演したことはないが互いに評判を聞いている、と称え合うとともに「演じる総てを盗みます」と気合を見せた。
 
「あずみ~戦国編~」は2020年3月14日より東京・Bunkamuraシアターコクーン、4月4日〜5日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールで上演。

公式サイト http://www.rup.co.jp/azumi_sengoku_2020.html

 取材・文/おーちようこ

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