彼は、なに、に囚われていたのだろうか──安西慎太郎一人芝居「カプティウス」レビュー

著:

   しん、とした空間の中、安西慎太郎監修による前説が流れる。「これが終わったら、舞台が始まります」やがて、静かに暗転。 描かれたのは太宰治の「人間失格」を底本とした、ある男の物語。読み進めていた小説の最後につ …続きを読む→

安西慎太郎一人芝居「カプティウス」稽古場取材で明かされたこと

著:

 ある日の都内スタジオ。そこではあまりにも真摯な稽古が繰り広げられていた──俳優・安西慎太郎が、盟友として組んだのは、脚本家で演出家の下平慶祐。「カプティウス」(囚人)と名付けられた作品を通して、果たしてふたりはどこに向 …続きを読む→

PAGE TOP