梅津瑞樹さん主演『バックステージ オン ファイア』密着記最終回。1月7日まで配信! 公演本番写真とレポをここに。
2023.1.4
スーツの背中は汗で色が変わるほど
生配信で届けられた「新井」の奮闘は
まさに生の演劇だった!
密着取材、最終回では本番とともに市民文化祭の様子の写真を大公開! 配信を観た人も、これから観る人も、こんな事になっていたんだ!? と、お楽しみください。過去配信記事、第1回、第2回、第3回とあわせて、ぜひ。
公演終了間際、カーテンコールの挨拶に向け全員が待っているところへ主演の梅津瑞樹さんが到着し、挨拶。演出の川本成さんが拍手をしながら登場。すべてが終わって笑顔の荒川ヒロキプロデューサー。
■チケット発売中
イープラス「Streaming+」にて配信販売
■公演日程
2022年12月25日(日) 11:50 / 16:50(開場は開演の20分前)
■販売期間
販売中 ~ 2023年1月7日(土) 21:00
アーカイブ期間:1月7日(土) 23:59まで
※配信終了日1日前の2023年1月6日(金) 22時からはクレジットカード決済のみでの販売となります。
■配信チケット料金
※ご利用にはイープラスへの会員登録が必要となります。(入会金・年会費は必要ありません)
【一般販売】¥4,500(税込)
https://eplus.jp/livestreaming_engeki_backstageonfire/
【特典付きファンクラブ会員窓口】¥4,500(税込)
https://eplus.jp/livestreaming_engeki_backstageonfire/umetsu/
※申し込み時、梅津瑞樹ファンクラブ「梅津の潜む穴」会員番号(ニコニコID)の入力が必要になります。
特典①:購入者全員 小冊子「バックステージオンファイアの舞台裏(仮)」(後日郵送いたします)
特典②:購入者抽選「梅津くん使用小道具プレゼント」(当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます)
配信視聴と同時に
「こまつ市 市民文化祭 広報」11:50公演用 @komatsu_urara12 /16:50公演用 @komatsu_urara21 もぜひ、追いかけてください。同時更新されていくので、まさかの二倍速フラダンス(?)も登場!
本番前。これから起こるトラブル(?)の数々を知る由もない、山崎ディレクターと企画の新井さん。というわけで、梅津さんとともに劇場中を走り回ることになる、高木俊さんとの2ショット。
2022年12月25日、日曜日。劇場の外に「新井」はいた。
「30秒前……20秒前……10秒前……5、4、3、2、1、スタート」
舞台上手袖、ところ狭しと機材が並んだ配信基地の、ひときわ明るいモニターの前。荒川プロデューサーのカウントダウンで幕が開く。それはライブストリーミング演劇『バックステージ オン ファイア』なる──前代未聞の挑戦で、1台の走り回るカメラからノーカットで届けられた、まごうことなき「演劇」だった。
取材当初から「振り回される新井を全力で演じたい」と語っていた、主演の梅津瑞樹さんの言葉通り、描かれたのは地方都市「こまつ市」で開催される市民文化祭で起こる様々なトラブルとそこにまつわる人間模様。ひとつの事件から浮き彫りになる、秘めた事情や関係、思いと願いと勘違いが次々と明らかになり、観る者を巻き込んでいく。
当日の舞台裏を届けるべく、配信を企画した新井拓海(梅津瑞樹)が劇場表から楽屋裏、舞台袖、果ては奈落まで怒涛のごとく奔走する。しかし──予期せぬ最大のトラブルが発生、ついには配信停止か? と思われた瞬間。新井は爆発する。
「途中で終わったってことは! それはつまり! 終わってないってことじゃないですか!!!」
この瞬間の演出は必見。
心がぐうっ、となるけれど、なぜか笑えてしまう演劇ならではの名(迷?)場面。12月末、雪深い都市での公演なのにきちんと着込んだスーツの背中の色が汗で変わるほど、会場内を縦横無尽に駆け回る新井。そんな彼と伴走し、一喜一憂を披露する役者たち。これは、まさに生身の役者が届ける「演劇」だった。
配信を楽しんだ方も、これから楽しんでいただく方にも、初めてお見せする舞台上手からの景色をここに。
待たされている間、実は意外とフラダンスを堪能。記念写真を撮っていた日野市長(細見大輔)と刈谷秘書(チャンへ)。
最後の演目、ジャズバンド「リトルパイン」が控える舞台袖に出演を終えた人々が集まってきた。
新井のスーツの背中は汗で色が変わっている。けれど、その苦労もこの瞬間、報われたのかもしれない。
新井が走り回る一方、舞台上では「市民文化祭」を開催中! なんと、実はこのための台本も別に用意されていた。
まさかの提案(?)をするために、ミキ先生(大原万由子)のもとに踊りながら近づく秋元ちゃん(太田夢莉)。配信ではミキ先生の表情に注目だ。
マジックショーのはずが日野市長、刈谷秘書、さらには渡辺課長(竹若元博)を巻き込んでの大立ち回りが……?
石川県で活動する映像プロデューサーの荒川ヒロキさんが企画、地元から発信できる演劇と映像が融合した新たなジャンルの誕生を目指した、この作品。
東京チームの稽古を録画、現地スタッフは動線を確認。石川チームと合流した役者は劇場中を歩き回り立ち位置と見え方を理解しながらも、そこに役を乗せて心を演じる。さらに照明、音響、生配信、全部のタイミングをあわせたノーカット一発撮りの配信公演を、昼と夜の公演の2回……つまりは、一発撮りの映画を1日に2本、撮る……だけでなく、そのまま「演劇」として生配信する、という、あらゆる方向へのアプローチがつまった作品が、ここに誕生した。
12月24日最終通し稽古、25日本番から楽屋裏仲良しショットをここに。
雪積もるなか、地元の美味しいホットサンドとスープのキッチンカー「タルトタ」さんも到着。あったまりました……。
石川チームも大奮闘! 市長も巻き込んでしまう殺陣チーム「空」と美味しいお弁当を届けてくれた茶々丸キッチンさん。
その殺陣チーム「空」と市長を巻き込みマジックを披露する、マジシャンRENAさんと市民文化祭司会の岡村さん。
フラダンスチーム「フラ・ハラウ・リオナ」の皆さん。
実はとっても仲良し、かはづ亭三之助一家。
常々「演劇」のおもしろさは、演者が繰り広げる生身の熱を目の当たりにすることだと感じている。今回、その熱を丸ごと、一切の編集をせずに届けるべく、100メートルもの長さのコードをさばきながら挑んだ撮影、配信したテクニカルチーム。そのカメラを信じて全力で演じた、すべての役者陣。「全員野球」と銘打って、稽古を導き、本番を見守った演出。そのすべてを信じ託したプロデューサーを始めとしたスタッフ。まさに総合芸術。誰一人、欠けても実現できない「演劇」の行方はきっと幸せな未来、だろう。
最後にテクニカルチームから、撮影チーム、配信チーム、脚本家おふたり、そして「チーム祭」こと左からプロデューサー・音響監督・演出・演出助手の皆様の写真を。
舞台情報
【出演】
梅津瑞樹/髙木俊/政岡泰志/山岸門人/チャンへ/太田夢莉/大原万由子
マジシャンRENA/かはづ亭みなみ/種本敏江/蜂谷日和/中里Re:論/春海圭佑/美緑トモハル/勢登香理/菊玉益也子/島崎愛子/堀朋子/岡崎裕亮/山田勝文/石戸谷政幸/真桜/立川談慶/永井幸子/平川和宏
竹若元博(バッファロー吾郎)/細見大輔
スウィング 横山祥子/佐藤和斗
演出:川本成
脚本:新津孝太 佐々木直
音楽:西山宏幸
撮影:山田康太
照明:宮向隆
音響/配信音声:佐藤こうじ
配信:原口貴光
衣裳:野中沙織
ヘアメイク:M’s factory
演出助手:武田篤
フラダンス監修:中谷美穂(プナアーラスタジオ)
宣伝美術:岡垣吏紗
宣伝写真:中村理生
グッズ制作:DMI
web:ファーストエイブル
票券:Mitt
制作:瀬戸一恵
取材記録:おーちようこ
プロデューサー:荒川ヒロキ
協力:株式会社ネルケプランニング
共催:こまつ芸術劇場うらら/かなざわ演劇人協会
企画・製作:バックステージオンファイア製作委員会
配信チケット発売中
■公演日程
2022年12月25日(日) 11:50 / 16:50(開場は開演の20分前)
アーカイブ期間:1月7日(土) 23:59まで
■販売期間
2022年12月1日(木) 10:00 ~ 2023年1月7日(土) 21:00
※配信終了日1日前の2023年1月6日(金) 22時からはクレジットカード決済のみでの販売となります。
■配信チケット料金
※ご利用にはイープラスへの会員登録が必要となります。(入会金・年会費は必要ありません)
【一般販売】¥4,500(税込)
https://eplus.jp/livestreaming_engeki_backstageonfire/
【特典付きファンクラブ会員窓口】¥4,500(税込)
https://eplus.jp/livestreaming_engeki_backstageonfire/umetsu/
※申し込み時、梅津瑞樹ファンクラブ「梅津の潜む穴」会員番号(ニコニコID)の入力が必要になります。
特典①:購入者全員 小冊子「バックステージオンファイアの舞台裏(仮)」(後日郵送いたします)
特典②:購入者抽選「梅津くん使用小道具プレゼント」(当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます)
撮影・文/おーちようこ